今、原稿を書いているのは7月11日(月)です。7月8日(金)午前11時30分、信じられない事が起きました。私も大変なショックを受け、本当は7月9日(土)に原稿を書くつもりでしたが、頭が混乱していてペンを持つことができませんでした。本当に経済円安・インフレもそうですが、この30年間の日本が清算され、新しい時代を迎えていくのだなと実感している今日この頃です。
さて、先月号で書きましたが、インフレ率の変動と現預金の価値の相関についてはご理解いただけたでしょうか。もう少しイメージが沸くように、アメリカ・ニューヨークと日本の「物価」の違いを比較してみます。

この表をご覧になればお分かりいただけるように、いかに日本はデフレが続いて物価が上がっていないかが理解できると思います。ニューヨークが高すぎるのではなく、日本が安すぎるのです。
皆様いかがでしょうか。今後ニューヨークの価格に日本が近づいていかないと、日本の発展はないと思われないでしょうか。私は3~5年程で日本も今のニューヨークの価格に近付いていくのではないかと考えております。また近づいていかないと、日本の成長が本当に止まってしまうのではと危惧しております。皆様の法人がどのような商品・サービスを持っていても、この流れは変わらないと思います。この変化に対応できなければ、それこそ皆様の法人が生き残っていくことは厳しくなると思われます。ぜひ今より付加価値の高い商品・サービスを開発し値段が高くても、売り先・消費者から選ばれる会社に大変革を起こして下さい。
最後に「アインシュタインの言葉:人類最大の発明・宇宙で最も偉大な力」について軽くふれておきます。それは「複利」です。
来月はこの「複利」について皆様にお伝えしたいと考えています。
最後に、私も皆様も本当に何が起きるかわからない。日々精一杯生きようという事で、今月の締めの言葉とさせていだたきます。
応援しています。