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「複利の力は本物」ということ

アルバート・アインシュタインがかつて「複利が宇宙で最大の力である」と言いました。

複利は、あなたと貴社の富を成長させるために強力な力となります。

複利を利用した投資とは、投資で得た収益(値上がり益+配当金)を元本にプラスして再投資すること。

では、複利を利用した場合としなかった場合では、どのような違いが生まれるのでしょうか?

図を使って説明しましょう。100万円を単利と複利で運用した場合を比較すると、このような差が生まれることととなります。

これを見ると、5年後には複利で運用した方が、約10万円多くなっていますね。

これが
・10年の場合:約60万円の差  単利に比べて1.6倍
・20年の場合:約370万円の差 単利に比べて3.7倍
・30年の場合:約1,300万円の差 単利に比べて13倍

このように年数が長くなればなるほど、その差はどんどん大きくなっていきます。複利の力を利用すれば、将来的に資産を大きく膨らませることが期待できるのです。

ただし、運用するにはリスクがあります。このリスクをコントロールしながらうまく運用していくアドバイザーとして、銀行からお付き合いで投資信託を購入する、または証券会社の営業マンから株や投資信託・仕組債などを購入してうまくいくでしょうか?私の答えは否です。

 

「複利の力は本物」となる条件は長期投資です。最低でも10年~30年そのまま置き預けていても、会社経営もしくは個人の生活に支障が出ない剰余資金で行うべきです。

銀行は担当者が3~5年で変わります。証券会社は長期投資と言いながら、相変わらず短期売買です。その意味は想像できると思います。

最後に法人の場合、まず第一に行うべき投資は本業への投資です。ですが、令和の時代、そう簡単に本業の収益を伸ばせるかというと、中々厳しいものがあるのも事実だと思います。

是非剰余資金の有効活用を考え、長期投資で「複利の力」を実感できるよう祈念いたしております。

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