オーナー経営者・資産家のためのお役立ち情報

日銀の政策金利の上昇には注意が必要 ~ 何もしないと資産の大幅目減りも ~

 

皆様、明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。ありがとうございました。

本年も皆様の資産増加、法人様の発展に少しでもお役に立てるよう頑張りますので、よろしくお願い

いたします。

さて新年最初のお話は、昨年末に日銀が政策金利を0.25%引き上げた結果、どのような結果になって

いるにかついてまずお話しさせていただき、2026年~2027年の短期にかけて米ドルに対する円が

どのようになっていくかの予想をさせていただきたいと思います。

まず、日銀が政策金利を引き上げたことで米国と日本の金利差は若干縮小したので、今までの常識では円高に

振れていくのが通例でしたが、その結果どうなったかというと、約2年振りに1米ドル=158円台になる

など円安に振れていったのが現状です。ですので今までの常識とは逆の動きになっていますので、認識を

変えていく必要があると思います。その原因の一つが日本国債の下落です。債券市場では通常、金利が上がると

債券価格は下落し、金利が下がると債券価格は上昇します。そのため、日本国債をたくさん抱えている国内の銀行(特に地方銀行・信用金庫・信用組合)は含み損を抱えていますので、新規融資には慎重な姿勢に

なっていくものと思われます。日銀は今年0.25%の引き上げを2回ほど考えているようなので、実際に

その引き上げがあった場合、銀行融資は今よりもっと厳しくなることが予想されます。借入を考えているので

あれば、事業計画に基づき早めに手当されることをお勧めいたします。

また、日本のインフレの状況ですが、上記の理由等により2026年~2027年にかけて

1米ドル=160円~1米ドル=180円になるような予想が出ていますので、年率3%くらいのインフレが

続いていくものと思われます。例えば、1,000万円の資金が3%のインフレが5年続いた場合、その価値は

800万円ほどになってしまいます。これはどういう事かというと、今1,000万円の価値がある物は、

手持ちの現金等1,000万円で購入することができますが、5年後に1,000万円の価値の物は、手持ちの現金等の価値が800万円になっているため購入できなくなるという事になります。

以前にも申し上げた世紀の大発見であるアインシュタインの「複利の効果」ですが、複利はプラスにも

マイナスにも働くということを理解していなくてはならないと思います。インフレ率3%が毎年複利で現預金1,000万円の価値を引き下げていくということを知らなくては御社の資金繰りにも多大なる影響を与えていくのは必須です。その価値を下げずに上昇させていくことを考えるのは経営者しかおりません。

経理担当者にのみ任せてはおけないのです。是非とも社長様が考え、行動してください。

 

応援しています。

 

 

令和8年1月吉日

有限会社エフピーマネジメント 代表取締役 大友 一夫

関連記事